肩こりは首や肩の筋肉疲労が原因、日常の注意や体操で予防できます。

概略肩こりの原因は、長時間の同じ姿勢での作業や体の冷え、精神的な緊張など、ほとんどが心配のいらないもの。 正しい姿勢や適度な休養、簡単な肩こり体操などで、肩こりを予防したり症状を緩和したりすることができます。

イラスト:肩こりは首や肩の筋肉疲労が原因、日常の注意や体操で予防できます。

◆肩こりの主な原因は

・長時間の同じ姿勢での作業 
・体の冷え 
・精神的な緊張 
・風邪 
・なで肩

◆注意が必要な肩こり

次のような症状があるときには、ほかに原因となる病気が隠れている恐れがありますので、早めに整形外科を受診しましょう。

・頑固な肩こり 
・激痛 
・肩や首が回らない 
・手足のしびれ 
・手の冷え


◆肩こりを予防・改善するには

ya 姿勢を正しくする: 長時間の作業では、なるべく上半身をまっすぐにして前かがみにならないように気をつける。

ya 休息をとる: 定期的に休憩して、筋肉を休ませ、精神の緊張をほぐす。

ya 肩こり体操をする: ストレッチで筋肉をほぐしたり、首の筋力を強化する。

◆肩こり体操

体操は座ってやるより、立ってやる方が効果的です。また、お風呂あがりは血液の循環がいいので、より効果があがります。

ya 首のストレッチング: 首をゆっくりと、左右・前後・右回り・左回りに動かし、その位置を保持して筋肉を伸ばす(息を止めないようにする)。

ya 肩のストレッチング: 肩を2〜3秒間思いっきり上げたあと、一気に力を抜いて下ろす。次に、座って両腕を前に水平に伸ばし、そのまま上体を腰から左右に回す。

ya 肩の周囲の筋肉のストレッチ: 90°挙上した腕を水平に前・後へ回し、その位置を保持して肩の周囲の筋肉を伸ばす。

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